OpenTUT

Type-Cで工作してみる

horih

Type-C 触ってみた


電子工作におけるType-Cの

メリット

  • ケーブルの入手性がいい
  • 苦労なくその他のUSB規格と接続できる
  • 電源供給が楽・安全(規格が守られていれば...)

デメリット

  • ケーブルが抜ける
  • 規格が多すぎる,ケーブルの種類が多すぎる,高価
  • ケーブル自体が〇ぬ (eMarker)

TypeCの信号線


電子工作で気にしないといけないこと

CC信号線の処理(5Vが欲しいとき)

  • デバイス側・シンク側として使うことがほとんど
    • CCを5.1kΩでGNDに接続
    • プルダウン側が電源受電側(シンク)
    • プルアップ側が電源供給側(ソース) 抵抗値が供給可能電流


PDで電源供給したいとき

  • 専用のICにCCをつないで処理を任せる 例)CH224K
  • おすすめ(省スペースで便利,考えたくない電源を外部に任せられる)

ちょっとやってみる

  • Raspi Pico 2 Micro Python
  • 対話型シェルでGPIOを制御して,PD出力電圧をいじってみる
from machine import Pin
pin_cfg1 = Pin("GP22", Pin.OUT)
pin_cfg2 = Pin("GP17", Pin.OUT)
pin_cfg3 = Pin("GP16", Pin.OUT)
pin_led = Pin("LED", Pin.OUT)

pin_led.toggle()
pin_cfg1.toggle() // 5V出力  cfg1:1, cfg2:0, cfg3:0
pin_cfg1.toggle() // 9V出力  cfg1:0, cfg2:0, cfg3:0
pin_cfg3.toggle() // 12V出力 cfg1:0, cfg2:0, cfg3:1
pin_cfg2.toggle() // 15V出力 cfg1:0, cfg2:1, cfg3:1
pin_cfg3.toggle() // 20V出力 cfg1:0, cfg2:1, cfg3:0